商工会について

商工会は、地域に密着した総合経済団体です。
朝明商工会は川越町・朝日町を中心とした地域事業者が会員となり、
組織された団体となっています。
商工会が中小企業の「支援機関」として、
事業者の経営改善相談や地域振興イベント等に取り組んでいます。

商工会の2大事業

事業者の経営改善

経営改善普及事業

小規模事業者の経営や技術の改善発達のために、経済産業大臣や都道府県の定める資格をもつ経営指導員などが、金融・税務・経営・労務などの相談や指導に従事します。
事業者の経営改善

地域社会の発展

地域振興事業

地域の「総合経済団体」として、また中小企業の「支援機関」として、経済活動を通じた元気な地域づくりと商工業振興のため、意見活動、まちづくり、社会一般の福祉の増進など、
さまざまな事業に取り組んでいます。
地域振興事業

朝明商工会組織機構図

朝明商工会組織機構図

沿革

朝明商工会は、三重県三重郡朝日町・川越町の両町を管内に全国的にも珍しい商工会であります。
本会の前身は、朝日町に於いては朝日村商工組合、川越町に於いては川越村商工会が旧村単位に於いて任意商工会が結成され、昭和35年に商工会法施行に伴い、朝日町商工会と川越町商工会の両町が法制に基づく商工会準備委員会(発起人会)を設置し、昭和36年1月11日を以って商工会法による商工会設置の認可、設立登記の完了により特殊法人としての法的な朝明商工会が誕生しました。

立地

立地

北は桑名市(人口約140,000人)南は四日市市(人口約310,000人)に挟まれた小さな町で、朝日・川越町併せても人口約26,000人、 面積14.7平方キロメ-トルでありながら、県立普通科高校1校、中学校2校小学校3校と文化施設としてあいあいホ-ル、郷土歴史館等の施設があり、教育・文化に恵まれた地域であります。

財政面
県下市町村民一人当たりの分配所得は、川越町3,612,727円、朝日町3,359,011円と県下第1位・第2位を占めており裕福な町といえます。特に川越町は、県下唯一の交付税不交付団体であります。
産業面
農業・漁業から商業の町へと変遷してきたが、近年では沿岸部に埋め立て工事が進み、工業の町へと移行しつつあります。
交通面
南北に国道1号、23号が縦走しており、平成14年3月に北勢バイパスが朝日町まで開通し、近隣県との行き来の時間短縮が可能となりました。なお、国道1号沿約4Kmの間には、郊外型の大型店が多数出店し交通至便さに加え、人の往来と活気に満ち溢れた地域となっています。

 また、平成元年に沿岸部の埋立地に川越町が誘致した中部電力(株)川越火力発電所は日本唯一の発電規模を誇り、朝日町に於いては(株)東芝三重工場、カネソウ(株)に続いて東芝エレクトロニクス(株)の大手企業があり、エネルギ-と先端技術産業の拠点として重要視されている地域であります。

組織名 朝明商工会
住所 三重県 三重郡川越町豊田一色405 アクセス
電話番号 059-365-6603
設備・サービス 商工会館研修室貸出
その他 商工会会員の皆さま限定!ホームページが無料でお作りいただけます

会長挨拶

  平素は、当商工会の事業運営等に対しまして格別なるご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、2年余り続いている新型コロナウイルス感染拡大が未だ日本経済に甚大な影響を及ぼしており、繰り返される緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置宣言の発出に伴い企業も個人も活動・移動の制限が要請されるなど産業や業種によっては危機的な状況にあり、とりわけ経営基盤が脆弱な小規模事業者は非常に厳しい事業環境に置かれています。こうした状況下、当商工会では今年度も引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者の支援を重点課題と位置付け、専門家による経営相談や補助金・助成金の活用、資金繰りや販路開拓、給付金申請など、国・県・町の新型コロナ対応支援策を最大限に活用できるよう事業者の立場となり支援を行なってまいりました。まだ暫くは厳しい状況が続くことが予想されることから引き続き全力で支援をしてまいる所存でございます。

 また、今年度も地域振興事業のほとんどが中止を余儀なくされましたが、医療従事者への感謝と町民への励ましの思いを込め、昨年度に続き、川越町と朝日町の2ヶ所同時にサプライズ花火を打ち上げさせて頂きましたところ、多くの町民の皆様から好評をいただき大変嬉しく思っております。

 昨今、SDGsへの取組や、ウィズコロナ時代に向けたDX、感染症と自然災害による複合災害に備えたBCPマネジメント、気候変動に対応した脱炭素に関する経営目標設定等、様々な変革が求められることにより、中小・小規模事業を取り巻く経営環境は劇的に変化しております。中でもSDGsは、すでにビジネスの世界では〝共通言語〝になりつつあり、加えて新型コロナウイルスのパンデミックによって、環境課題や社会課題への意識は個人単位でも高まりを見せています。今後、環境課題や社会課題に配慮していない企業は、消費者にネガティブに映ることが予想され、利益を生み出すことは難しくなると考えられています。こうしたことに鑑み、当商工会といたしましても、SDGsセミナーはじめ各種講習会の開催、専門家派遣事業などを通して会員事業所の経営力強化に向けた支援をさせて頂いております。

 今後も、「会員あっての商工会」を念頭に、一層信頼される組織を目指して機能強化に取り組むとともに職員のスキルアップを図り、会員事業者が希望を持って挑戦・成長できるよう引き続き伴走型支援の強化に努めてまいる所存でございます。皆様方の更なるご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、新型コロナウイルス感染症の早期終息と皆様方の会社・お店が益々笑(商)売繁盛しますことを祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

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